ウルトラセブン第6話『ダーク・ゾーン』感想
第6話『ダーク・ゾーン』
今回の宇宙人は地球を侵略に来たわけじゃないんですよね・・・
大人になって改めて見直しすと、ペガッサ星人は何だか気の毒な感じさえしてきます(苦笑)
しかしながら行動すべてが行き当たりばったり(!?)で決して頭の良い宇宙人という印象はないかな・・・
よりによってウルトラセブンのいる星で休憩しようとしたことが運の尽き(?)って感じで・・・
オーソドックスな『ヒーローもの』とは違う構造のエピソードがこの時点で登場。
今、この手のエピソードを作ると、コメディ要素の強いものになりそうですが、『ダーク・ゾーン』は結構シリアスな1本になっているのも特徴でしょうか・・・
今エピソードは、登場する宇宙人が、〈積極的動機〉で地球に来たわけではないので、エピソード的にはややカタルシスが欠ける感じがしないことはないですが、6話めにして(制作順としては3番目)、やや毛色の違うエピソードが出てくるわけですから、『ウルトラセブン』はやはりバラエティに富んだシリーズと言えるかと・・・
それにしても、今回は制作順では3番目のエピソードなだけに森次さんの芝居がかなりぎこちないですね(苦笑)
→第6話『ダーク・ゾーン』
『ダーク・ゾーン』収録DVD→ウルトラセブン Vol.2 [DVD]
参考書籍●大人のウルトラセブン大図鑑 (マガジンハウスムック)