ウルトラセブン第17話『地底GO!GO!GO!』感想
第17話『地底GO!GO!GO!』
幼少期に何度も見たエピソード。
ここら辺は良く見たエピソードが多いです。
17話にしてモロボシダン誕生のひみつが明かされるわけですが、『救出のためにマグマライザーで地底へと向かい、地底基地へと潜入』と見どころの多いエピソードでもあります。
全体的に演出にも不自然さがないですし(これ重要!!)、『主人公のピンチからの変身』という燃える展開があるところもうれしい。
マグマライザーはこの回が初登場!
ウルトラシリーズの中でも自分的にはベストに入る超兵器です。
「薩摩次郎とモロボシダンの顔が瓜二つなのにどうして誰も気づかないの?」という疑問のある本作ですが、正直言って子供の頃見たときはそんな疑問は全然わきませんでした(笑)
→第17話『地底GO!GO!GO!』
『地底GO!GO!GO!』収録DVD→ウルトラセブン Vol.4 [DVD]
参考書籍●大人のウルトラセブン大図鑑 (マガジンハウスムック)
ウルトラセブン第16話『闇に光る目』感想
第16話『闇に光る目』
これは子供のころに何度も見た記憶があるエピソード。
セブンでよく出てくる『侵略』をテーマにしたエピソードだと思うのですが、『ウルトラ警備隊西へ(前編)』の続いてまたとは・・・
制作順的には『闇に光る目』の方が先のようですが・・・(『』参照)
今回は、子供を絡めたエピソードとなっており、その部分が『ウルトラ警備隊西へ(前編)』とは一番違うところでしょうかね。
改めて見てみると、30分モノ(正味25分弱)としても良く出来ている感じがします。
『闇に光る目』というタイトル通り、夜の場面が多く全体的に画面が暗いのですが、大人になって見ても全体的に違和感なく見れるエピソードです。
自分は、この『大人でも違和感なく見られる』ということが、この手のシリーズで凄く重要なことなんじゃないかと思っていたりします。
そういう意味で、セブンはその条件を満たしているエピソードが多いです。
→第16話『闇に光る目』
『闇に光る目』収録DVD→ウルトラセブン Vol.4 [DVD]
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ウルトラセブン第15話『ウルトラ警備隊西へ 後編』感想
第15話『ウルトラ警備隊西へ(後編)』
前編に続いて、後編の感想です。
セブンでの前後編はこれが初ですね。
前編では絶体絶命のセブンでしたが、なんとなく(?)切り抜けた模様・・・
ダンとドロシー(偽物)の埠頭での会話は、「実はかなり深い話なのでは」と思ったり・・・
それにしてもペダン星人はズルい奴らですね(苦笑)
あれって最初からダンの提案には応じる気がなかったんでしょうか?
それとも現場のペダン星人が報告に行ったら、上の人間が「むしろチャンス」ってことで指令を出したのか・・・?
前編同様、特撮シーンも迫力満点で、それにつながる通常のシーンも上手く緊張感が演出されています。
テーマもしっかりしているエピソードでなおかつ、娯楽作品としてもやはり良く出来ている一本です。
『ウルトラ警備隊西へ(後編)』収録DVD→ウルトラセブン Vol.4 [DVD]
参考書籍●大人のウルトラセブン大図鑑 (マガジンハウスムック)
ウルトラセブン第14話『ウルトラ警備隊西へ 前編』感想
第14話『ウルトラ警備隊西へ(前編)』
これは子供のころに何度も見たエピソード。
初っ端は完全にスパイ映画ですね。
序盤から思わせぶりな(?)『謎』がちりばめられており娯楽作品としても非常に良くできた作り。
『侵略』『観測ロケット』などというキーワードはウルトラセブンにおいて何度も用いられるモノですね。
『闇に光る目』もそうですし・・・
●第16話『闇に光る目』
『ウルトラ警備隊西へ(前編)』が他のそういうタイプのエピソードと違うところは、やはり豪華さでしょうか(前後編ですし・・・)
スポンサーによるところが大きかったようですが、違和感なく豪華な前後編に仕上がっている印象。
キングジョーも魅力的ですし、前編最後はセブン絶対絶命のところで終了・・・
個人的にも好きなエピソードの一つです。
→第14話『ウルトラ警備隊西へ(前編)』
『ウルトラ警備隊西へ(前編)』収録DVD→ウルトラセブン Vol.4 [DVD]
参考書籍●大人のウルトラセブン大図鑑 (マガジンハウスムック)
ウルトラセブン第13話「V3から来た男」感想
第13話『V3から来た男』
キリヤマ隊長とゲストキャラ・クラタとの“男の友情”がテーマのエピソード。
今回はやはりクラタに尽きますね。
この後にもサブレギュラーとして登場することになるわけですが、こういう『一見不良っぽいけど実は仲間思い』というキャラはやっぱおいしいところを持っていきます(笑)
ただ、それと同じくらいに今回はマナベ参謀がイイです!!
クラタにキリヤマ隊長への協力を頼む場面などは、自分はかなりの名場面だと思うのですが・・・
セブンは今回『ワイドショット』を初披露。
かなり強力な技・・・・
仲間を人質にとるという卑劣な戦法に出たアイロス星人に対する怒りもあった気がしますけど・・・
→第13話『V3から来た男』
『V3から来た男』収録DVD→ウルトラセブン Vol.3 [DVD]
参考書籍●大人のウルトラセブン大図鑑 (マガジンハウスムック)
ウルトラセブン第11話『魔の山へ飛べ』感想
第11話『魔の山へ飛べ』
『魔の山』の調査をキリヤマ隊長から指示されるダンとソガ。
なぜか笑顔で、何だかはしゃいでいる様子で緊張感のない(?)ダン・・・
『マックス号応答せよ』同様、ダンがはしゃいでいるときはとんでもない目に遭うパターン・・・
しかも今回は『マックス号応答せよ』のときの比じゃないですね。
だって死んじゃうんだもん・・・・(!!!)
当時の子供たちはどう思ったのかな・・・?
「どうせ生き返るんでしょ」って思っていたのだろうか・・・それともかなりショックだった・・?
『カメラで撮ると命を吸い取られる』的なネタは今やSF作品ではポピュラーなもののような気がしますね。
話としては、SF作品の真骨頂という感じなのですが、ワイルド星人の見た目や雰囲気が少々気になる・・・
人間の顔が出ているデザインにしない方が良かった気がするんですが・・・・
→第11話『魔の山へ飛べ』
『魔の山へ飛べ』収録DVD→ウルトラセブン Vol.3 [DVD]
参考書籍●大人のウルトラセブン大図鑑 (マガジンハウスムック)
ウルトラセブン第10話『怪しい隣人』感想
第10話『怪しい隣人』
内容的にはまさにタイトル通りのエピソードです・・・。
『視聴者にとっての身近に恐怖が・・・』というテーマや、異空間の演出などは良いのですが、現実から異空間に移るシーン(ダンが窓から飛び降りるところ)はちょっと・・・(苦笑)
幼少期にこのエピソードは見ていないのですが、イカルス星人はなぜか知ってたなあ・・・
有名だったのか・・・・?
デザイン的にも怪獣(宇宙人)らしい。
イカルス星人が変身した男は、感情が感じられず如何にも異次元の宇宙人という感じ。
しかしあんな風に隣人から見えるようにしているのはいささか不用心な気が・・・(苦笑)
余談ですが、ウルトラシリーズって、歳の離れた兄弟が登場する頻度が結構高いですよね・・・
→第10話『怪しい隣人』
『怪しい隣人』収録DVD→ウルトラセブン Vol.3 [DVD]
参考書籍●大人のウルトラセブン大図鑑 (マガジンハウスムック)